いい映像ですよ。
オペラの醍醐味を堪能させてくれます。
Faust の兵士の合唱です。
この演目は、若かりし頃、イタリアオペラの訪日公演で、あのプラチード・ドミンゴさんと共演をさせていただきました。
共演っていったって、こちとらは一介の合唱団員。
あちらは、飛ぶ鳥を落とす勢いの新進テノール歌手。
太い声で高音域まで運んでゆく声質・音量に度肝を抜かれました。
三大テノールで誰の一番のファンですかと聴かれると、僕は迷いもなくパバロッテイをあげます。
天性のテノール歌手として、見ていても聴いていても気持ちがすっきりします。演奏会スタイルのときに手に必ず白いハンカチをもっていたのも懐かしい思い出です。
亡くなっちゃいましたけど・・・・。
けど、ドミンゴは、それを超えて尊敬に値する歌い手です。
あの声質は、まちがいなくバリトンでしょう!!
それで高音にもってゆく馬力。脱帽です。
磨きぬき、研鑽しつくしての高音。
よかったなあ。
で、まあ今回のビデオにはパバロッティもドミンゴも出ていませんけどお楽しみいただけると思います。
当時、合唱団員全員が必死になってフランス語の歌詞をカタカナで記憶していったことも懐かしい思い出。
さあ、本場のコーラスでどうぞ!
グノーのファウスト 兵士の合唱。