このフレーズは一度聴くと絶対に忘れないほどインパクトがあると思います。テレビなどでもよく使われているような気がしますが、僕の場合、鬱々とした日常から一気に別世界に飛んで行きたいときに、思わず、この曲のレコードに手が伸びます。
今回紹介するビデオの演奏は、日ごろ親しんでいる演奏スタイルよりも少し遅めに感じましたが、かなりレベルは高いです。
声が良く出ている合唱団です。
もちろん、録音の仕方にも工夫があるのかもしれませんが、映像からみる人数に比べて、実に分厚い伸びのあるコーラスです。
団体名はわかりませんが、楽しみました。
そして、それを束ねている指揮者が女性、というのも妙に新鮮でした。
カールオルフのこの曲は、世俗カンタータという表現もされます。
飲み屋でくだを巻いているオヤジたちの心境を歌にしたものもあるみたい。この曲のあとの部分も面白いのですが、ま、それは皆さんの意識で探すなり購入するなりしてみてくださいな。
結構気に入った演奏でした。